はるのひに。
ひととひととが、おなじところ、おなじじかんを、
ともにすごすこと。
お茶をのんだり、ケーキをたべたり、
お酒をのんだり、やきとりたべたり、
おしゃべりしたり、音楽きいたり、
おおごえでうたったり、パチンコしたり、
映画をみたり、絵画をみたり、
だきあったり、キスしたり、、、
そぉんなすてきな、「ふようふきゅう」が、
へんなみみざわりの、「じしゅくようせい」に、
ぜーんぶ、さらわれちゃったんだぁ…。
じしんがきたわけじゃないのに、
つなみがきたわけじゃないのに、
そして、ほんとうは、
「うぃるす」のせいってわけだけでもないはずなのに…。
ああ、あのひとや、かのひと、
きもちのいいひと、にっくたらしいひとにさえ、
ひととひととが、つばがかかる、いきのふれあう、
じかにこえのきこえる、めくばせしあう、
そんなちかしい、「しんみつなきょり」で、
ひととあえていた、そんなしあわせ。
そういうまいにちが、またきてほしい。
ほんとうは、いちねんでいちばんこころよいはずの、
はるのひに。